正しい通信制高校の選び方17 How to Decide

もし、通信制高校でも不登校になってしまったら…

「もし、通信制高校でも不登校になってしまったら…」。そのことを考えてみたことがありますか? これは公立通信制高校の例ですが、入学者が毎年200~240名、卒業者は100名前後、退学者が10名前後いて、卒業率は50%程度という調査結果もあります。現在不登校状態にあって、通信制高校という新しい環境で心機一転がんばろうと思っている人には、再び不登校となることを考えろと言うのは厳しいことかもしれません。しかし、自分の現状をしっかりと把握していなければ、これは高い可能性で起こることなのです。

自分の不登校は環境が変われば解消するのか考えてみよう

自分が抱えている不登校という問題は、環境が変わっただけで解消するものだと思いますか?

もしいじめが原因だとして、いじめがなくなれば不登校は解消されるのか考えてみてください。「またいじめられるかもしれない」という恐怖心や、他人への不信感はそこにはありませんか? そういった物が心の中に残っている場合は、新しい環境に飛び込んでもうまく人間関係を築くことができない可能性があります。

また、在籍している学校の雰囲気に馴染めなくて不登校になってしまった場合でも、新しい環境に変えたとして、その環境にも馴染めない可能性も捨てきれません。

小さくても不安がある場合は、個別指導の方式を取っているサポート校などを利用して、メンタルケアもしていく必要があるかもしれません。

周囲の期待にこたえようとするよりも、自分の現状を受け入れた通信制高校の選択が二度目の不登校を防ぐ

不登校になってしまったあなたのご両親や担任の先生は「普通の高校生らしい毎日を送ってくれたら」と願っているかもしれません。あなたはその願いをかなえようと無理をしたり、投げやりになって言われるがままの通信制高校を選択してはいないでしょうか? ご両親や先生はあなたの本当の気持ちを知っている人ですか? 本当の気持ちを打ち明けられる相手はいますか?

もし、ご両親や担任の先生とコミュニケーションがうまく取れず、本当のあなたの気持ちを伝えられないとしたら、まずはメンタルフレンドを得ることが最優先かもしれません。マンツーマン方式の通信制高校・サポート校であれば専任の先生がメンタルフレンドとなる努力をしてくれるでしょう。

不登校は一度でも陥るととても辛いこと。それを二度も味わうことのないように、自分の現状を受け入れたうえでの選択をしましょう。