正しい通信制高校の選び方15 How to Decide

通信制高校の実際の雰囲気は…

立派な校舎や、楽しそうにおしゃべりする在学生たち、文化祭や体育祭といった活気ある動画――通信制高校のホームページを見てみるとそのようなポジティブな雰囲気に溢れています。あまり知られていない通信制高校の実際の雰囲気とはどのようなものなのでしょう?

通信制高校の実態は「少人数制」になってしまっている

トップクラスの生徒数を誇る通信制高校以外は、ごく少人数で授業を行っている状態で、ひとクラスが全員出席すれば25人ほどであったとしても、朝のホームルーム時には3~4名、日々教室にいる人数は15名ほど、という報告もあります。全日制高校のイメージを持って入学すると、そのギャップに驚くこともあるかもしれません。

通信制高校は基本「自学自習」。先生の数も限られており、わからないことがあるときは、自発的に質問をする努力が必要となります。

通信制高校で小学校レベルからの学び直しができるのか

通信制高校では基本的に高校生レベルの授業が行われます。学び直しを謳う学校も多くありますが、「中学生からの学び直し」と明記してある通信制高校がほとんどです。

もし、小学生レベルからの学び直しを希望しているのであれば、個別指導を取り入れている通信制高校・サポート校が最適でしょう。そこからのスタートでも3年での高校卒業資格取得を視野に入れてもらえますし、逆にそこから学ぶことによって高い学力を引き出してもらえる可能性もあります。

通信制高校のカウンセリング体制は?

通信制高校には不登校などの心の悩みを抱えた生徒が多く在籍するため、全日制高校よりもカウンセリング体制の手厚い学校が多いと言えるでしょう。しかし、ソーシャルワーカーの配置でみれば数%、養護教諭でみても59.1%。「担任がひとり一人を手厚くサポート」「月2回スクールカウンセラーの相談日を設けています」など、全日制高校とさほど変わらない体制の通信制高校もまだまだ多いのが現状です。

「スクールカウンセラーが常駐」と謳っていても、予約制となっている通信制高校もありますし、「スクールカウンセラーにいつでも相談できます」と門戸を開いていても、自発的にそこにたどり着くのは不登校状態の人にとっては、とても勇気のいることでしょう。

その点、マンツーマンの体制を取っている通信制高校・サポート校を選択すれば、専任の先生がメンタルフレンドとなってくれるので、より自然にカウンセリングを受けることができます。