正しい通信制高校の選び方14 How to Decide

通信制高校の見学で考えてみること

通信制高校の学校選びで欠かせないのが学校見学や学校説明会といった「実際に見てみる」ことです。通信制高校の情報を得るには、リスト的に網羅してあるスクールガイド本を購入するか、インターネットサイトの閲覧、資料請求といった方法しか、今のところありません。不登校の人は特に、自分で足を運んで雰囲気を肌で感じることがその先の学校生活を左右することになるでしょう。

通信制高校の学校見学会・説明会はいつあるの?

通信制高校の学校見学については、随時行っている学校が多いようですが、事前の連絡が必要となります。また、説明会は出願時期に応じて秋~冬の決められた日に行う通信制高校と、毎週決まった曜日に行っている高校、随時行っている高校とまちまちです。ホームページの閲覧やスクールガイドで情報収集をしたり、電話などで問い合わせてみる必要があります。

また、サポート校は学校見学・説明会共に随時行っている学校がほとんどです。

その通信制高校、本当に通えますか?

週5日登校、制服があり、全日制高校と変わらないスクールライフを送っている元気な在校生――いまのあなたの不登校の現状と見比べたとき、数か月先に迫る入学式から、その子たちと同じ学校生活が送れるでしょうか?

 

親御さんは、毎日学校に通い、クラスメイトを作る、一般的な「普通の高校生らしい生活」を望んでいるかもしれません。しかし、その期待にこたえることを必死に考えるよりも、「通信制高校を継続し、高校卒業資格を取得し、その先の将来を考える」ことを考えるほうが、あなた自身にとって大切なことではないでしょうか?

無理のない方法を選ぶことが、通信制高校に通い続け、社会に出る近道

不登校という現状がある。それを数カ月先の週5日通学型通信制高校の入学式までに克服しようと焦るよりも、年単位の長期的な目で眺めたほうが、社会復帰の近道であることも少なくありません。

まずは在宅型、訪問型の個別指導を取り入れている通信制高校・サポート校を利用して、高校卒業資格の取得を目指しながらメンタルケアもする、外に出れるようになったら通学日指定コースに移って週に数日通学してみる、学校環境に慣れて毎日通学したほうが自分のためになりそうだと思ったら週5日通学してみる。

そのようにして、自分に無理なく段階を踏んだほうが、不登校解消への近道かもしれません。