正しい通信制高校の選び方10 How to Decide

公立通信制高校と私立通信制高校の違い

通信制高校の多くは私立ですが、公立の通信制高校も1都道府県に1~4校程度あります。その大きな違いは、公立通信制高校の費用が安価であること、費用面で割高でも、私立通信制高校には3年間で高校卒業資格を9割という高い確率で取得することのできるサポート校との連携体制などでしょう。

公立と私立の通信制高校の費用

公立通信制高校が1単位あたり平均300円~700円であるのに対し、私立通信制高校は1単位あたり平均7000円~10000円の価格設定がされています。その他に、公立、私立共に教科書代や設備費など、各学校によって定められた諸経費を納入する必要があります。

公立通信制高校にはサポート校との連携はない?

私立通信制高校ではサポート校という、通信制高校に在籍している生徒の学習や生活を支援してくれる学校と、提携しているケースが多く、サポート校を利用している生徒の9割以上が3年間で高校卒業資格の取得に成功しています。

これに対し公立通信制高校にはサポート校との提携はありません。公立通信制高校は自学自習が基本で、3年間での高卒資格取得には強い意志と自己管理が必要であると言えるでしょう。ちなみに文部科学省の調査によると、学校によって差はありますが、公立通信制高校を3年で卒業する人は在籍生の約半数からそれ以下のようです。

公立通信制高校と私立通信制高校の通学頻度は?

私立通信制高校の通学については「週5日通学」「通学日選択型」「在宅型」など、多種多様な個々のニーズにこたえているのに対して、公立通信制高校では「週1日」「月2回」など各学校ごとに定められており、登校できる曜日も決まっているケースがほとんどです。また、日曜日に登校日を定めている公立通信制高校は多く、学校側としては「働きながら高校卒業資格を取得したい人のための学校」という立場を取っていることがわかります。

公立通信制高校か?私立通信制高校か?自分の将来を見極めて選ぼう

確かに公立通信制高校は費用の面でメリットが大きいですが、「自学自習」の方針を考えれば、大学進学や資格取得を考えている人は、高校卒業資格取得の勉強をしながら、そちらの対策もしなければならないわけですから、大変な努力が必要となります。

一方、私立通信制高校には、進学コースや資格取得コースを設置している学校も多く、3年間で高卒資格を取得しながら受験対策や資格取得を無理なく出来るカリキュラムが組まれています。