正しい通信制高校の選び方8 How to Decide

通信制高校の入学時期と卒業時期

通信制高校の入学時期は、通学か在宅かどちらのスタイルで学ぶかによって大きく違ってくる傾向にあるようです。入学時期によって、単位取得の進捗状況によって、卒業時期も変わってきます。また新入学なのか、現在不登校でも他の高校に在学しているのか、すでに退学してしまっているのかでも、入学の時期や卒業の時期が変わってきます。

通信制高校に新入学するときの入学時期

中学校を卒業して、通信制高校に新入学しようと思っている人の入学時期は、その学校が取り入れている学習方式によって違ってきます。カリキュラムのある週5日通学タイプの通信制高校の場合だと、全日制高校のように4月に入学とする学校が多いですし、週に数日通学する通学日選択タイプや在宅型の通信制高校ですと、単位制で二期制を取り入れている学校が80%と圧倒的に多いですので、各学期の初めになる春と秋の2回、入学のタイミングを設けている傾向があります。また、随時受け入れを行っている通信制高校もあります。

通信制高校に新入学したときの卒業時期は?

毎日通学する週5日通学タイプの通信制高校ですと、問題なく通学できれば普通の高校生の3年次と同じ3月に卒業となります。通学日選択タイプや在宅型ですと、卒業要件のひとつに「3年間在籍する」とありますので、単位取得がスムーズに行けば、入学した時期に卒業となります。私立の通信制高校に通学している人の約9割が、3年間で卒業しています。また、各通信制高校で設けている在籍期間を使って、3年で卒業することにこだわらずに5年、10年と時間をかけて卒業する人もいます。

不登校で通信制高校に移りたい場合の転入時期と卒業時期

通信制高校での転入(転校)は随時行っている学校が多いですが、若干名や欠員がでた場合などとしている学校もあります。現在、全日制高校で不登校となってしまっている人は、退学を考える前にぜひ検討してみてください。通信制高校では、個別にカリキュラムを設定してくれる学校もあり、転入時期が早いほど同年齢の人と同じ時期に高校卒業資格を取得して卒業できる可能性が高くなります。

また、編入までに取得した出席日数や単位を、通信制高校の単位として認定してくれる学校も多いです。

不登校で退学した場合の通信制高校の編入時期と卒業時期

通信制高校で高校の中途退学者(退学者)を受け入れることを「編入」といいます。編入の時期は、随時行っている通信制高校と、新入学と同時期に行っている高校があります。また、受け入れをしていない通信制高校や編入数を限定している学校もあるので注意しましょう。

編入者は退学した学校で取得した出席日数や単位を通信制高校の単位に移行してもらえることが多いです。週5日登校コースで学年があるタイプの通信制学校でも、退学前に取得した単位数から2年次、3年次からスタートできるようなシステムを取っている学校もあります。