正しい通信制高校の選び方4 How to Decide

通信制高校の単位制と学年制

全日制高校が進級をひとつの区切りとした「学年制」を導入しているのに対し、通信制高校では卒業までに必要な単位数を取ればよい「単位制」を導入している学校がほとんどです。

通信制高校の単位制って何?

通信制高校を卒業するための条件のひとつは、「必須教科科74単位以上を取得する」ことです。在籍1年目にこの中の何単位を取得る、といった決まりは基本的にはなく、在籍中に74単位を取得すればいいシステムとなっています。

なので、通信制高校に通い始めた当初に、過去の不登校をひきずって心身の状態が悪くて思うように勉強が進まなかった、といったことがあっても、その後のがんばり次第で同じ年齢の人たちと同時期に卒業することも可能です。

ほとんどの通信制高校が採用している「単位制」のメリットとは?

単位制のメリットのひとつは「ニーズに合わせて学習スタイルが選べる」ということでしょう。たとえ不登校だとしても、週に数日登校するスタイルを選択したり、家に先生が来てくれる個別学習スタイルを選択して、心身に負担をかけずに卒業を目指すことが可能です。留年を心配するともありません。

学年制を導入している通信制高校も

少数ですが、全日制課程と通信制課程どちらの課程も持っている高校などで、学年制を導入している通信制高校があります。全日制高校と同じ週5日通学で、年次で取得する単位が決められています。不登校になってしまったなど、事情によって単位が取れなかった場合は、同じ学年の生徒と再履修するなどの配慮がなされているようです。

学年制を導入する通信制高校を選択するメリットは、リーズになる可能性のある通信制高校の生活が、クラスメイトと一緒に勉強をすることによってメリハリつけることができること、全日制高校が併設している場合、転籍試験に合格すると、全日制高校の生徒になれる、ことなどです。今は不登校だけれど、環境が変わればがんばれる、全日制高校に強いこだわりがある、といった人には、このようなタイプの通信制高校を選ぶ選択肢もあります。