正しい通信制高校の選び方3 How to Decide

全日制高校と通信制高校の違いとは?

いわゆる普通の高校である「全日制高校」と「通信制高校」の大きな違いは、全日制高校が「学年制」を導入しているのに対し、通信制高校が「単位制」を導入していることでしょう。また、全日制高校が原則平日5日間毎日決められた時間に登校しなければならないのに対し、通信制高校は、5日通学コースもあれば、選択した日だけ登校するコース、在宅で学ぶコースなど、その学びのスタイルは多種多様です。

全日制高校とは

簡単に言えば「平日の昼間に毎日通う」高校です。午前8時30分から午後3時くらいまでに6時間程度の授業があります。進級するためには出席日数や学習面での理解度など、満たさなければならない条件があり、それを満たさなければ原級留置(いわゆる留年)ということになります。進級要件は学校ごとに違いがあります。この方式を「学年制」と言います。

通信制高校とは

定義としては、郵便、テレビ、ラジオ、DVD視聴、インターネットなどの通信手段によって「自学自習」で学ぶ高校です。実際は、全日制高校のように毎日通学するスタイルの通信制高校もあれば、「週に何回」というように登校日を選択するスタイル、教師が自宅を訪問する個別指導スタイルなど、学校によって様々な形態があります。

ほとんどの通信制高校が全日制高校のように進級を区切りとする「学年制」ではなく、卒業までに必要な単位を取得する「単位制」を導入しています。

「専門性」から見る、全日制高校と通信制高校

全日制高校には、国語、地理歴史、数学、理科、英語などの普通教科を中心に学んでいく「普通科」、農業や工業、商業、看護といった専門科目に特化した「専門学科」の大きく分けてふたつがあります。専門学科は、それぞれの専門に関する科目の授業を3年間で25単位以上受けます。

また、通信制高校にも専門性のあるコースを設置している学校が多くあり、一般の高校よりも、「アニメ・ゲーム」分野、ヘアメイクやデザインなどの「美容」分野、WEBデザインなどの「PCクリエイティブ」分野など、時代性に合ったユニークなコースが設けてあるのが特徴です。通信制高校は、高校卒業資格取得だけでなく、将来の夢をサポートしてくれる体制も充実しています。