不登校特集6 Special Contents

子どもとコミュニケーションが取れないまま、親が主体で学校を決めると…

不登校になっている子どもとコミュニケーションが取れていない状態で、本人の希望を確認できないまま、親と学校が主体で通信制高校への進学を決めた、というケースは少なくありません。そのような選択の方法は通信制高校でも不登校になるという危険性をはらんでいます。

不登校の子も将来の夢を持っている

「不登校=無気力」ではありません。一見無気力に見えるようでも、実は夢を持っていて「それ以外の勉強は意味がない」と考えていることもあります。

また、不登校が始まった当初に、本人が抱いている夢を聞いて、あまりにも突飛な話で否定したり、笑ってしまったりしたことはありませんか? 社会経験が少ないために、実現不可能と思うような夢を抱いている子もいますが、本人はいたって本気です。そのため否定されたことに傷つき、コミュニケーションを取ること拒否します。

いくら突飛な夢でも否定せずに受け入れて、その道に少しでも近づく方法に導いてあげるのがこのケースの対処法です。

不登校の期間が長くなるほど夢と現実のギャップが広がる

不登校状態でも、家庭で親とコミュニケーションが取れていたり、学校以外の外出ができるような状態なら大きな心配はありませんが、自室に閉じこもって家族とも話さないような状態が続いてしまうと、現実の自分と理想の自分のギャップはどんどん広がってしまいます。ひとりで考える時間がいくらでもあるからです。

たとえば、「執筆活動をしていないのに書けば人気作家になれると思っている」「理由もなく社長になれると考えていて、起業して稼ぐと思っている」といった感じです。

中学生の間はまだ世界が狭いので、それほど理想と現実のギャップは広がりません。早い段階の対話が大切になってきます。

個別指導の通信高校・サポート校ならひとり一人の夢を大切にします

親と子、学校の先生と子のコミュニケーションがないまま、週5日制の通信制高校などへの進学を決めてしまっても、本人が夢に関する活動以外の学校生活や学習に意義を見いだせないのであれば、現在の不登校状態が改善される可能性は低いです。

まずは理想と現実のギャップが広がらない早い段階で、親子間のコミュニケーションを回復させること、何らかの社会との接点を持たせることを第一に考えて、心のケアもしてくれる訪問型個別指導の通信制高校・サポート校などを選択することもひとつの方法でしょう。