不登校特集3 Special Contents

通信制高校でも「高校生らしい」生活を送って欲しい

「毎日通学して、クラスメイトを作って、楽しく過ごして欲しい」というのは、不登校のお子さんを持った親御さんなら、持って当たり前の気持ちです。しかし、お子さんの現状を直視しなければ、二度目の不登校という大きな挫折を味あわせてしまうことになりかねません。

また、「教室に30人くらいの生徒が着席しての一斉授業」といったイメージで通信制高校を選ぶと、結局は現実とのギャップを感じる結果になりかねません。

不登校の子に「普通の高校生活」は荷が重いことも

親は不登校の我が子を心配でアドバイスをしますが、それは世間の一般論に基づいたものであったり、自分の希望や期待をもとに出てきてしまうものです。実は不登校の子が欲しがっているのは、アドバイスではなくて理解であって、口に出さなくてもその子の中に何らかの希望がある場合は、親のアドバイスに対して強い反抗を示すこともあります。

親が経験し、一般論からイメージした「普通の高校生活」は、不登校のお子さんには想像以上に荷の重いことかもしれません。

もし、お子さんが親御さんの期待に応えようとして過剰な努力をして通信制高校に通い始めたとしたら、それに疲れてしまったときに二度目の不登校という大きな挫折が待ち構えているかもしれません。

「ひとクラスに30人が着席しての一斉授業」は通信制高校では幻想です

クラス全員が出席すると30人になるクラス編成でも、朝に登校しているのは数人、日中にクラスにいるのも定員の半数15名程度というのが、多くの通信制高校の現実です。一斉授業を謳っていても、登校してくる人数が少なくて成り立たず、自学自習をさせて個別に対応している通信制高校もあります。

「ひとクラスに30人が着席しての一斉授業」は、一部の通信制高校を除いては幻想です。そのようなイメージにとらわれることなく、お子さんにフィットした形態の通信制高校選びを重視するほうが大切なことです。